~2018関西合同三田会 びわ湖近江大会~
平成30年10月20日(土)正午よりびわ湖大津プリンスホテルにて、2018関西合同三田会 びわ湖近江大会が執り行われました。記念式典では、渡辺関西合同三田会会長、宮崎近江慶應倶楽部会長に御挨拶いただき、また比企慶應連合三田会会長ご代理の菅沼評議員より、御祝辞を賜りました。そして長谷山塾長からは、塾生・塾員の最近の目覚しい活躍や、日中間における最近の義塾の交流と日本と中国の違いについて、AIや災害と学問との接点について、奨学基金拡大の重要性等についてご講演いただきました。続いて、昭和43年経済学部卒業の塾員である杜田天台宗宗務総長からは、「現代世相を考える」と題した記念講演をいただきました。 次に隣へ会場を移し、びわ湖ホール声楽アンサンブルによるオープニング、喜多実行委員長の挨拶と近江の地酒の鏡開きが行われ、河本実行委員会顧問による乾杯の掛け声で和やかな雰囲気にて懇親会が始まりました。アトラクションでは、應援指導部の「ダッシュ慶應」や「丘の上」を始めとした迫力満点の演奏とエールにより、老若男女が分け隔てなく会場が一体となり、終始賑々しい雰囲気にて塾員同士、親睦を深めておられました。最後に、全員で肩を組みあい「若き血」を斉唱した後、正村近江慶應倶楽部副会長による謝辞にて閉会となりました。来年度の関西合同三田会は、11月10日(日)神戸ポートピアホテルにて開催予定です。 京都開催!関西合同三田会2014 〜『京都慶應倶楽部会報』抜粋版〜 11月30日(日)「2014関西合同三田会」が京都ホテルオークラにて開催されました。 10年ぶりの京都開催ということで、安田実行委員長、井上幹事長を中心に、実行委員会、 幹事団挙げての3年越し準備の結果、何と近年にない544名という多数の 塾員社中の皆さんにお集りいただきました。 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。 今回は東寺の特別拝観を企画し、好天の中、午前9時に京都駅八条口に集合、バス4台を チャーターし東寺へと向かいました。 まず、「立体曼荼羅」の世界といわれる講堂にて、大日如来を中心とした二十一躯の仏像を拝観し、次に国宝に指定されている金堂にて、薬師三尊、十二神将を拝観しました。 そして、今回のメインである五重塔の拝観を終え、壮大な平安文化の余韻に浸りつつ 東寺を後にしました。 ホテルでは、式典を前に武者小路千家官休庵による薄茶のご接待があり、厳かなお手前と 紅葉にかたどったお菓子で、素晴らしい一服を堪能させていただきました。 また、官休庵所蔵の福沢先生筆の掛け軸を拝見しながらの、紅葉に彩られた呈茶席は 京都ならではのおもてなしになったと思います。 式典では、西村評議委員長の歓迎の挨拶の後、関西合同三田会銭高会長、慶應連合三田会 比企会長よりご祝辞のご挨拶がありました。 続いて、清家塾長の記念講演『超成熟社会への貢献』があり、一人歴史を顧みて将来のことを考える「奴雁」の視点、物事の正しい選択ができるための「公知」、そしてその判断の ベースとなる「実学」が求められている時代であると改めてご教示いただくなどお話がありました。 その後、懇親会では最初に祇園舞妓衆によるきらびやかな京舞が披露され、20名の華やかな着物の美しい舞妓さんの舞に、会場の皆さんはうっとりとした京都情緒をお感じいただけた様子でした。 そして、慶應義塾評議員でもいらっしゃる千お家元のご挨拶、続いて門川京都市長のご祝辞を頂戴した後、阿部前評議委員長の乾杯で開宴となりました。 終わりに際して、次回開催の姫路慶應倶楽部よりご案内があり、安田実行委員長の御礼の挨拶がありました。 そして、恒例の「若き血」は大合唱となり、会員の桐山君のリードのもと胸が熱くなるほどの斉唱で京都開催関西合同三田会はまさに大成功を収めた大会となりました。 【ご報告】2013関西合同三田会in和歌山 2013年11月17日(日)「2013関西合同三田会in和歌山」が開催されました。 本年1月にご逝去された服部連合三田会会長のご冥福をお祈りし、式典は厳かにスタートしました。和歌山三田会会長海瀬氏よりご挨拶頂き、今大会は37回目、和歌山では6回目の開催となる旨ご説明を受けました。お話の中で、和歌山県出身の塾員として、元塾長の小泉信吉氏、小泉信三氏、鎌田栄吉氏や、慶應義塾医学所初代校長の松山棟庵氏がいらっしゃることをご教示頂きました。 関西合同三田会会長錢高氏からは、海瀬氏の御祖父様が福澤諭吉先生から直接御学びになられたエピソードをはじめ、当日ご来賓の方々のご紹介を頂きました。 連合三田会会長比企氏のご挨拶では、亡くなられた前会長服部氏の強い意志を受け継いで、 慶應連合三田会が、内閣府より認められ、本年11/1より一般財団法人化された旨ご報告がありました。慶應義塾の大きな輪を作っていきたいとのお話が印象的です。 その後、清家塾長の講演会「奴雁(どがん)の視点から」をご拝聴させて頂いたのですが、個人的にも非常に興味深く、感銘を受けました。 清家塾長は今後の慶應義塾の在り方について、「塾生にとって何が良いのか」ということを 第一義に考えていく旨宣言されました。慶應義塾は入学された塾生の長い人生に責任を持ち、当学生が学生生活だけでなく、その後も豊かな人生を送れるように、「自分の頭で考えられる力」をつけていく教育を目指すということでした。 慶應義塾大学の理工学部の前身となる藤原工業大学の工学部長谷村豊太郎氏が、即戦力を期待されたことに対して「すぐに役立つものはすぐに役に立たなくなる」とおっしゃったことを引用し、現代のような変化の時代である程、地に足つけて「考えられる」力が必要なのだと力説されました。「奴雁」とは福澤先生の言葉で、えさに夢中の雁の群れの中で、1匹だけ冷静に自分の頭で「考え」状況を判断する知性のあるものの例えだそうです。 清家塾長のご講演を聞いて、我々塾員も「奴雁」たるべしだと心改まる思いでした。 また、式典の最後には、大阪・京都・徳島の分校跡記念碑の紹介パンフレット発行を記念し、代表の徳島慶應倶楽部会長の吉見氏より、慶應義塾(清家塾長)と慶應連合三田会(比企会長)にパンフレットの贈呈がありました。 その後、時間を少しおいての懇親会では、卵から完全養殖された近代マグロの解体ショーや、Mr.サカモトによる情熱的なミュージックショー、豪華景品ぞろいの抽選会、大学時代を思い出させる模擬応援合戦など、和歌山流の「お・も・て・な・し」が十分に伝わり、終始楽しい時間を過ごさせて頂きました。恒例の「若き血」も慶應義塾の「大きな輪」を組んで斉唱しました。 今回の会合において、多大なご尽力を頂いた和歌山三田会様はじめ、関係各位に感謝するとともに、ぜひ来年度の「2014関西合同三田会in京都」も成功を収められるよう、京都慶応倶楽部としても取り組んで参りたいと思います。 (文: 野々内 裕樹) ~記念碑パンフ贈呈~ (photo by 馬場幹事) 2011年10月23日(日曜日) 「2011関西合同三田会 in KOBE」が神戸ポートピアホテルで開催されました。開催運営の神戸慶應倶楽部の佐井会長の歓迎のあいさつ、銭高関西合同三田会会長のあいさつの後、『学問による貢献』と題して清家塾長のご講演が行われました。 清家塾長のご講演 つづいて行われたパネルディスカッションでは清家塾長、井戸兵庫県知事、国連開発計画(UNDP)親善大使の紺野美沙子さんをパネラーにお迎えして『神戸より震災を考える』のテーマでそれぞれのご体験を交えた意見交換がなされました。 パネルディスカッション 懇親会は服部連合三田会会長の乾杯のご発声の後、会食では美味しい食事の他、神戸スイーツがたくさん出されました。ミュージックステージでは指揮者の佐渡裕さんが芸術監督を務められているスーパーキッズオーケストラの演奏が行われ、弦楽器の素晴らしい音色に会場が包まれました。 全国から集まり、厳しいオーディションに受かった小学生から高校生で構成される弦楽オーケストラの演奏は素晴らしいものでした。 スーパーキッズオーケストラの演奏 この日の参加者は総勢600名を超える盛会となりました。会の終わりに若き血を合唱してお開きとなりました。 2010年11月21日(日曜日) 「関西合同三田会2010 in 琵琶湖」が開催されました。 近江慶應倶楽部の主催で清家塾長をお招きし大津プリンスホテルで開かれました。 |